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【ジャンプ】歴代の漫画で最も絶望的だった「ボスキャラ」まとめ

1968年から創刊号が発行されている「週刊少年ジャンプ」。週刊少年雑誌の中でも特に人気を誇る雑誌で、2018年7月には「創刊50年」を迎える。海賊の模様がシンボルマークで、これまでに記録した最高発行部数は1995年で653万部を叩き出した。雑誌のキーワードには、友情、努力、勝利、となっており、掲載する作品には必ずどれか1つを入れる事が方針となっている。今でも絶大な人気を誇る少年ジャンプに登場した、これまでで最も絶望的だったボスキャラをまとめてみた。

魔人ブウ

鳥山明の漫画「ドラゴンボール」をはじめ、アニメの「ドラゴンボールZ」「ドラゴンボールGT」「ドラゴンボール改」「ドラゴンボール超」に登場したキャラクター。名前の由来は童話のシンデレラに登場する、呪文「ビビディ・バビディ・ブー」から来ている。

魔導師ビビディから作り出された魔神で、絶望的な戦闘力を誇っている。セルから後継されたような敵で、戦士たちの技をコピーしたり、自身を再生する能力を持っている。

悟空やベジータの技を一瞬見るだけで、完全にコピーする。また体をどんなにバラバラにされても復活でき、肉片の1つや煙だけが残っていても完全に再生する事ができる。

また頭から光線を発射し対象を「お菓子」や「粘土」など、あらゆる物に変える事ができる。

当時、ベジータの自爆で粉々にしたが「煙」から復活した為、どうやったら倒せるのかと読者に絶望を与えていた。

原作ではドラゴンボールZ魔人ブウ編」の200話~291話に登場する。

カイオウ

武論尊原作の「北斗の拳」に登場する”カイオウ”は本作で、最恐最悪のボスキャラとして登場する。

カイオウは悪の帝王と呼ばれ、ありとあらゆる手段で目的を達成させる冷酷さを持っている。その為、ケンシロウとヒョウを相打ちさせるために実の妹であるサヤカを殺害している。

北斗琉拳の伝承者であり、修羅の国の王である。修羅の国は北斗神拳発祥の地で、「ラオウ」「トキ」「ケンシロウ」の生まれ故郷でもある。

この国はカイオウそのものを象徴しており、力がある者のみがこの地で生きていく権利を持つ”恐怖政治”が行われている

カイオウの正体は「ラオウ」「トキ」の実兄で、その下には妹であるサヤカがおり、実際は四兄弟。

北斗の拳の発行期間は1983年41号 ~ 1988年35号で、全27巻となっている。原作では180話~210話に登場する。

志々雄真実

和月伸宏 原作の「るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-」に登場する。作品中盤の京都編に登場し、最大の悪役として主人公の緋村剣心と対峙する。

志々雄真実は明治政府の打倒と、日本制服をもくろむ「志々雄一派」の指導者である。信念を弱肉強食としており、弱者を糧に強者だけが生き残る修羅の世界を志向している。

常人には理解できないほど人とかけ離れた志向、戦闘力を持つ事で各方面から危険視されていた。そして仲間の手で戊辰戦争の最中に額を刀で突かれ、更に体を燃やされてしまう。

しかし絶命する事はなく、全身に火傷を負った事からミイラのような姿となり、発汗組織が破壊された事で体温調ができず、体温に溜まった炎を剣に纏う事ができる。

本作の主人公である緋村剣心が「人斬り抜刀斎」(遊撃剣士)となった際に、後を継ぐ形で影の人斬り役となった。剣の腕前はもちろん、頭の回転の速さからその実力は剣心と同等、もしくはそれ以上とされ作中では最強のボスキャラとして君臨した。

掲載号は1994年19号 ~ 1999年43号で、全28巻となっている。また映画で実写化されており、実写版では「藤原竜也」が志々雄真実役を演じている。

戸愚呂弟

冨樫義博 原作「幽☆遊☆白書」に登場する”戸愚呂弟”。戸愚呂兄弟の弟として、作中では暗黒技術会編にて登場する。

戸愚呂弟は、垂金というキャラクターのボディーガード役として雇われた妖怪で、自身の筋肉量を変化させる能力を持っている。そのパワーを数値で表し、20%~120%まで力を開放させる。

80%の力で本作の主人公である「幽助」を圧倒するが、幻海による封印を解いた幽助が真の力を発揮し敗れてしまい、戸愚呂弟は100%の力を発揮する。

しかし戦う事が本望の戸愚呂弟はこれだけでは満足せず、幽助の力を更に引き出す為に桑原を殺害する。そこで幽助が本領を発揮し、戸愚呂弟は自身の力を超えた120%を開放させる。

戸愚呂120%は絶望的な強さで当時の読者を釘付けにしたが、フルパワーの反動で肉体が崩壊してしまい、幽助の前で倒れてしまう。この時、自身の本気の力を出せた事を幽助に感謝しながら息絶えた。

また戸愚呂兄もボスキャラ並の戦闘力を誇り、体を自在に変化させる「武態」という能力を持ち、また驚異的な再生能力を持つ事から、倒す手段が一切ない不死身の敵として恐れられていた。

掲載号は1990年51号 ~ 1994年32号で、全19巻となっている。戸愚呂弟のモチーフは、あのハリウッドスター「アーノルド・シュワルツェネッガー」だそうだ。


今回はジャンプの漫画に登場した、最も絶望的だったボスキャラをまとめてみた。今は新品で漫画を購入するのは難しく、中古でしか入手する事ができない。

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